ゴールデンウィークが終わりお仕事や学校などに奮励している方が多いこの時期ですが、ゴールデンウィーク明けの閑散日に東京ディズニーランドへ行ってきました。
春のパークを存分に堪能するプランで開園から閉園まで満喫してきたのでその様子をご紹介していきます。
空いているパークならではの風景や楽しみ方、2022年5月現在の新型コロナウイルス対策など今のパークの空気感をお伝えしていこうと思いますので、インパの予定がある方はぜひご参考くださいませ。
天気:晴れ
インパのお供:夫
前日夜まで雨予報だったにも関わらず、当日朝急に晴れ予報に…!
雨だと思いレインコートやらタオルやら用意して雨ならではのプランを考えていたのですが、嬉しい誤算でした。
こんなミラクル、あるんですね…。
そしてゴールデンウィーク明けということでパーク内は比較的空いており、アトラクションもパレードもグリーティングも存分に楽しめました。
新型コロナウイルスの流行により様々な規制や制限のもと運営されてきた東京ディズニーリゾート。
ですが2022年5月22日に改定された「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に伴い、東京ディズニーリゾートの運営スタイルもガラッと変わりました。
一つずつご紹介していきます。
ガイドラインの変更によって最も大きく変わったことがソーシャルディスタンスの廃止です。
2020年7月の運営再開以降、東京ディズニーリゾートでは依然として様々な目印によってソーシャルディスタンスを確保していました。
エントランスでの開園待ちやアトラクションの列はもちろん、パレードは目印に沿って並ぶ必要があったり、ショーは空席を設けたりと様々な工夫のもとで運営されてきました。
ですが地面に貼付されていたテープやマークは撤去され、キャストさんの案内も「グループ同士で触れ合わない程度の距離の確保をお願いします」というものに変わっていました。
これによりながーーーく伸びていたアトラクションのスタンバイ列は大幅に短縮され、最後尾まで辿り着けない、といったことがなくなりました。
同じく感染症対策として取り入れられてきたアクリル板やビニールシート。
他のグループと相乗りをする必要があるアトラクションやレストランで設置されていましたが、こちらも一部アトラクションで撤去されていました。
今回乗った中では「ウエスタンリバー鉄道」のビニールシートが撤去されていました。
一方でアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」やレストランでは変わらず設置されており、残存するか否かの判断方法は不明です。
現在残っているものも今後なくなっていくといいですね。
2020年9月より導入された「スタンバイパス」は、人気アトラクションやショップ(新グッズ発売日など限定)に並ぶための時間指定整理券のようなもので、先着順に取得できるチケットです。
対象アトラクションは混雑具合によって決まるため、当日開園するまでどのアトラクションが対象か分からず計画が立てにくかったり、お昼頃にはチケットがなくなってしまい乗りたいアトラクションに乗れなかったりと様々な混乱を招いていた制度でもあります。
今回、そんなスタンバイパスが大幅廃止!
私が訪れた5月10日は、「ベイマックスのハッピーライド」を除いて全てのアトラクションに並んで乗れるようになっていました。
ベイマックスのハッピーライドは列が大幅に伸びると並ぶ場所が十分に確保できないという理由でスタンバイパスを発券しているようです。
スタンバイパスがなくなって生じるデメリットは、混雑する日は待ち時間が伸びやすいことでしょうか。
東京ディズニーランドでは「美女と野獣“魔法のものがたり”」、東京ディズニーシーでは「ソアリン:ファンタスティック・フライト」といった人気アトラクションはどうしてもゲストが集中するため待ち時間が長くなる傾向があります。
ゴールデンウィーク中はどちらも200分越えを記録していました…。
人気アトラクションは夕方以降に空いてくる傾向がありますので、混雑日に乗りたいという方は夕方〜夜を狙うのがおすすめです。
スタンバイパスは今後全面廃止の方向になりそうですが、感染状況や政府からの要請などによって変わる可能性があるため、インパの前には公式サイトで最新情報をチェックしてくださいね。
続いてもコロナ対策として導入されていた「エントリー受付」。
いわゆる抽選のことで、グリーティングやショーなど多くの施設で導入されていました。
エントリーに外れると対象施設を体験することはできないためまさに運命の分かれ道だったのですが、こちらも対象施設が大幅に縮小されました。
5月10日は「ミッキーのマジカルミュージックワールド」「クラブマウスビート」の二つのショーとエントランスでのグリーティングのみエントリー対象で、他の施設は自由に並ぶことができました。
さらに「ミッキーのマジカルミュージックワールド」「クラブマウスビート」は初回公演はエントリー対象外なので、並べば鑑賞することができます。
コロナ前のスタイルと同じですね。
少しずつ以前のパークが戻ってきているようで嬉しいです。
今回のガイドラインの改定にて、感染症対策が全面的に撤廃されたわけではありません。
2022年5月10日現在も変わっていなかった点はこちら。
2020年の運営再開当初に比べるとかなり緩和された印象です。
規制が緩和されたからこそゲスト一人ひとりが気を緩めることなく、ルールを守って楽しみましょう。
さて、それではここから当日の様子をご紹介していきます。
例年、ゴールデンウィーク明けのパークは物凄くガラガラです。
ですがこの日は「ディズニー・イースター」の新グッズ発売日ということもあり、例年より混雑していました。
グッズ発売日はマニアや濃いファンが多くインパする傾向にあるため、アトラクションよりもグリーティングやショー・パレードに人が集中しがちです。
インパ日がたまたまグッズ発売日と被ってしまった場合は、アトラクションメインで回ると動きやすいかもしれません。
私たちは今回アトラクションもパレードもグリーティングもフードも写真もお散歩も楽しみたいという超欲張りなプランだったのですが、混雑する時間帯を外して回ったところ見事達成することができました。
ここからはそんな欲張りな楽しみ方をご紹介していきます。
混雑が最も顕著に出るのはアトラクション。
ゴールデンウィーク中は「美女と野獣“魔法のものがたり”」で200分を越えるなど大混雑でした。
ですが、この日のアトラクション平均待ち時間は5分〜30分。
人気アトラクション「ビッグサンダー・マウンテン」「スプラッシュ・マウンテン」も20~30分前後でした。
最も伸びていたのが美女と野獣“魔法のものがたり”で、朝イチは100分待ちになっていました。
その後徐々に落ち着き夕刻には40分待ちになっていたので、乗りたい方は夕方以降を狙うのがおすすめです。
ご覧の通り、人気アトラクションを含む15個のアトラクションに17回乗ることができました。
アトラクション以外にもパレードを観たりグリーティングをしたりする時間もあったことを踏まえると、かなり効率よく動けたことが伝わるかと思います。
中でもバズ・ライトイヤーのアストロブラスターでは2022年8月31日まで「バス・ライトイヤーのアストロブラスター“アストロ・ヒーロータイム!”」を開催中で、通常より高得点が狙いやすくなっています。
普段120,000〜200,000点ほどの私が871,100点を出すことができたので、皆さんもぜひこのチャンスに高得点を狙ってみては?
2022年5月現在、東京ディズニーランドでは3つのパレードを公演中です。
いずれも1日1公演(※)しか行っていないため、鑑賞希望の方はお見逃しなきようスケジュールをチェックしてくださいね。
※2022年5月現在。
今回私たちはうさたま大脱走!と東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツを鑑賞しました。
どちらも公演開始5分前くらいに滑り込みで鑑賞しましたが、思ったより近いところで観ることができパレードの空気感を存分に体感することができました。
パレード鑑賞の際もソーシャルディスタンスをとる必要がなくなったので、時間ギリギリでも鑑賞しやすくなったようです。
この機会にぜひご覧あれ。
ここからは天候に左右されずに「春」を感じられる楽しみ方をご紹介していきます。
どんより空や雨などの悪天候でも、工夫をすればちゃんと楽しむことができますよ。
インパの日がたまたま悪天候と重なってしまったという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
5月になり徐々に気温が上がってきたとは言え、雨天の日はまだ肌寒いです。
特に東京ディズニーリゾートは海沿いのため、海風で気温以上に寒く感じます。
そのためカーディガンを着たり、厚手のものを選んだり、服装はいつもより温かくしていきましょう。
一般的に北風が1m吹くと体感温度が1度下がると言われていますが、東京ディズニーリゾートでは5m以上の風が吹くことも珍しくありません。
特に夜はかなり冷え込みますので、「少し暑いかな?」というくらいの服装で行きましょう。
荷物が増えるのが嫌という方は、パーク内外にあるコインロッカーを利用するといいでしょう。
ストールや重ね着用のインナーもおすすめですよ。
パークには様々な「限定」があります。
せっかくイベント期間中に行くのなら、グッズだけでなくフードやドリンクも堪能しましょう。
こちらは2022年6月30日まで販売しているスペシャルドリンク(サクラ&ベリー、ミルク)です。
お値段は税込600円です。
春ディズニーと言えばイースター。
ドリンクにはイースターエッグの形をしたチョコがトッピングされています。
ドリンクはストロベリーソース、ラズベリーゼリー、桜風味のラテ、ホイップクリーム、クレープ生地のフレークが入っており、まさに飲むデザートのような贅沢な味!
とろーり甘くて美味しかったです。
東京ディズニーランドでは他にもうさたまの耳がついたサンドイッチやステーキプレートなど、イースターならではのメニューが多数用意されています。
今年は6月30日までイースターイベントを開催しているので、ぜひあなたのお気に入りを見つけてみては?
悪天候でも春らしい写真が撮りたいという方におすすめなのがミニーと会えるグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」です。
2020年9月に新しくオープンしたグリーティング施設で、ファッションデザイナーとして働くミニーのオフィスやスタジオを見学することができます。
屋内施設のため天候に左右されることなく利用できるのも嬉しいポイントです。
実は、ミニーの衣装は季節によって変わります。
春はこちらのピンクの可愛らしいドレスで登場!
お花畑を背景に、とびきり可愛い写真を撮ることができますよ。
衣装が変わるタイミングが明言されていませんが、2021年は6月1日から夏の衣装になりました。
春のミニーに会いたい方は今がチャンスですよ。
私たちは今回アトラクション、ショー・パレード、グリーティングと様々なエンターテイメントをバランスよく回りましたが、空いている日だからこそいつもとは違った回り方をしてみるのもおすすめです。
例えばいつもアトラクションばかり乗っているならショーやパレードを見てみたり、グリーティングをしたことがない方はチャレンジしてみたり。
空いている日であればショー・パレードもグリーティングも少ない待ち時間で体験できますし、きっとディズニーの新しい魅力に触れることができますよ。
ゴールデンウィーク明けの東京ディズニーランドの様子のご紹介でした。
ゴールデンウィーク明けはコロナ前もガラガラだったので空いていることは予想していましたが、今年も快適なインパになりました。
アトラクションにショー・パレード、グリーティングなど豪華すぎるほど堪能することができて大満足です。
皆さんもぜひ春のディズニーパークを堪能してみてくださいね。
それでは、よい冒険を!