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【豆知識】ロストリバーデルタの2つの軽食屋に隠された物語とは?

ロストリバーデルタの2つの軽食屋の豆知識

皆さんは「東京ディズニーシーの持ち歩きフード」と聞いたら何を思い浮かべますか?

チュロスやリトルグリーンまん、ギョウザドックなどパークではバラエティに富んだ様々なワンハンドフードが販売されています。

   

中でも定番かつ人気商品として名高いチキンレッグとユカタンソーセージドッグ。

スパイシーかつジューシーで、小腹が空いたときに食べるという方も多いのではないでしょうか?

   

実はどちらも東京ディズニーシーの奥地にあるテーマポート:ロストリバーデルタにある軽食屋さんで販売されています。

   

今回はチキンレッグを販売しているカウンター「ロストリバークックハウス」ユカタンソーセージドックを販売しているワゴン「エクスペディション・イート」にまつわる豆知識をまとめてご紹介していきます。

小さなレストランには一体どのようなストーリーが隠されているのでしょうか?

もくじ

ロストリバークックハウスについて

ロストリバークックハウスはロストリバーデルタにあるカウンタータイプのレストランです。

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2022年2月現在、スパイシースモークチキンレッグを販売しています。

ワンコインで購入できボリュームもあることから、お店にはいつも行列ができています。

   

チキンレッグは名前の通りスパイシーな香りと肉厚でジューシーな味が人気の秘訣。

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小腹が空いたときにもってこいのワンハンドフードです。

バックグラウンドストーリー

現在レストランがあるこの場所は元々、隣接するレイジングスピリッツの遺跡発掘のための道具小屋でした。

   

ですが道具はほとんど使いっ放し。

小屋はただの物置と化していました。

   

そこで料理が得意な探検家たちが発掘作業にくる仲間たちに軽食を提供するレストランを開こうと、小屋を改装して開いたのが始まりです。

忙しい発掘作業の最中でもお腹を満たしてくれるチキンレッグは、探検家たちの間でたちまち大人気となりました。

プロップスについて

ロストリバークックハウスは道具小屋を改装して開いたレストランだったのですね。

そのため、お店の周辺では現在も道具小屋だった頃の名残りを見ることができます。

今もある発掘作業の道具

お店の前には樽やドラム缶があります。

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上に置いてあるのはふるい、じょうろ、そして手ガリのような器具。

どれも発掘作業に欠かせないものです。

   

使わなくなった樽やドラム缶を小物置きとして使っているようです。

つぎはぎで作られた外装

お店の外装を見てみると、サイズの違う板が組み合わさっていたり、ドアのガラス部分には鉄板が貼られていたりします。

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これは身近にある資材を使って作ったためであり、ロストリバーデルタの建物によく見られる特徴です。

手作りの温もりを感じられるポイントですね。

エクスペディション・イートについて

さて、続いてはエクスペディション・イートについてご紹介していきます。

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2022年2月現在ユカタンソーセージドッグを販売しているワゴンタイプのレストランです。

   

こちらもチキンレッグと同様ワンコインで購入することができます。

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スパイシーなソーセージとカリカリのフランスパンの相性がとてもよく、ボリュームもあるためお昼を簡単に済ませたいときなどにおすすめです。

バックグラウンドストーリー

この辺りには発掘作業を進めていたある考古学調査隊がいました。

ですがある日突然、彼らは作業を切り上げて退散してしまったのです。

   

残されたトラックはやがて現地の人に拾われ、このジャングルで物資の輸送に使われることに。

   

そしてあるとき、今度はとある商売人がトラックの荷台を改装してレストランを開きました

ここでふるまうユカタンソーセージドックは探検家たちの間で人気のフードになりました。

プロップスについて

ロストリバークックハウスが道具小屋だったのに対し、こちらはトラックを改装して作られたレストランだったのですね。

   

さすが未開拓のジャングル、ロストリバーデルタの人たち。

使えるものはなんでもリサイクル!がテッパンのようです。

   

さて、エクスペディション・イートのプロップスについても見ていきましょう。

書き替えられた名前

トラックにはこのようなペイントが施されています。

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元々「EXPEDITION USE ONLY」と書いてあったところに上からペンキで「EATS !」と上書きされています

   

「EXPEDITION」は登山や探検などを目的とする遠征およびその遠征隊のこと。

考古学者たちがこちらのトラックを使っていた頃の名残りですね。

   

レストランに開業するにあたり、元々トラックに書かれていた文字も再利用した様子が伺えます。

ジャングルを奔走した形跡

トラックは遺跡の発掘作業、そして物資の運搬と長い時間ジャングルを走り抜けてきました。

その形跡は今でも残っています。

   

こちらは車の前輪ですが、泥が跳ねて汚れています

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さらに、車を正面から見てみると…

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車体のあちらこちらが凹んでいます

ジャングルの道なき道を進み、色んなところにぶつかってきたことを物語っているようですね。

おわりに

東京ディズニーシーのロストリバークックハウス、エクスペディション・イートのバックグラウンドストーリーのご紹介でした。

   

「元々○○だったところを××に改装した」というのはディズニーのバックグラウンドストーリーにありがちな展開なのですが、ロストリバーデルタはそんなお話が取り分け多いエリアでもあります。

   

少ない資材の中で試行錯誤した様子が窺えるポイントでもありますので、レストランに訪れた際はそんなストーリーにも目を向けてみてくださいね。

それでは、良い冒険を!

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