東京ディズニーシーで2021年4月1日からブロードウェイ・ミュージックシアターにて公演開始したショー「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」。
かねてから公演されていたビッグバンドビートのニューバージョンとして公演されています。
先日運良くエントリー受付に当選し、無事ショーを鑑賞することができました!
その感動を皆さんにもお伝えしつつ、ア・スペシャルトリートとして変わった部分や曲目などをレポートしてご紹介していきます。
ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~を観る前に、いくつか注意事項があるのでご紹介していきます。
下記でご紹介している内容は2021年4月現在の情報です。
パークの運営状況は日々変化しているため、インパの前は公式サイトで確認してくださいね。
【2021年6月22日追記】
変更点がありましたので、レポの下部に追記しました。
2021年4月現在、ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~を鑑賞するにはエントリー受付が必要です。
いわゆる抽選のこと。
エントリー受付は一日一回、公式アプリから行うことができます。
ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~を鑑賞希望の方はまずエントリー受付をしてみましょう!
密を避けるため、ブロードウェイ・ミュージックシアターへの入場可能時間は座席によって異なります。
入場可能時間は公式アプリ上で確認することができます。
また、公演終了後の退場もエリアごとに分けて行います。
密を避けるために工夫してくださってるようでした。
入場時間以外にも、ブロードウェイ・ミュージックシアター内では下記の感染症対策がなされていました。
公演内容も演者同士のソーシャルディスタンスを確保したり、観客が声を出すような演出を廃止したり、かなり徹底して対策をしているという印象を受けました。
とはいえ、最終的にはゲストのマナーに帰属します。
一人ひとりのマナーが大切になってきますので、鑑賞する際はしっかりと各自感染症対策をしてマナーを守って臨みましょう。
それでは、ここからがっつりネタバレしていきます。
まず始めに、以前のものとどれくらい違うのか。
BBBだけど今までとは違うショーというのが私の率直な感想です。
スウィング・ジャズを中心とした音楽を楽しむという点では今までと全く同じですが、シンガーや演奏者が不在のため、以前のBBBとはまた違った雰囲気のショーだと感じました。
ドナルドが登場したのには驚きました!
キャラクターたちがメインで歌ったり踊ったり、MCも担当するので、わちゃわちゃ感があって私はとても楽しめました。
また、シンガーが着ていた衣装に似たコスチュームを着ているミッキーやドナルドの姿も見ることができ、感動しました。
もちろん、私はシンガーや演奏者たちがたくさんいる賑やかなBBBが好きですが、このような状況の中で様々な調整・練習をしてこの公演をしてくださったことにとても感謝しています。
それでは、ここから曲目ごとに分けてご紹介していきます。
うろ覚えなところも多いので、間違っている点や今後変更点が出てくるかもしれません。
あくまでも参考程度に読んでくださると嬉しいです。
音楽に合わせて赤幕に音符が表示され、幕が開くという始まり方は今までと同じでした。
今までは演奏者たちがいましたが、壇上には誰もいません。
ミッキーは男性ダンサーたちと共に板付きで登場。
ミッキーとダンサーは華麗なタップダンスを披露してくれます。
It Don’t Mean a Thingのダンスについては、大きな変更点はなかったと思います。
ここでMCが入りますが、シンガー不在のためMC担当はミッキー!
MC中にピアノが用意され、ここでミニーが登場します。
そして演奏されたのはビッグバンドビートで2016年まで組み込まれていたI Love A Pianoでした!
ピアノをミッキー、歌をミニーが担当します。
なんとア・スペシャルトリートでは、ミッキーがドラムだけでなくピアノも披露してくれるんです!
さらに、途中で登場した女性ダンサーは当時の衣装だったと思います。
懐かしさを感じる一幕でした。
※Night And Dayはカットでした。
続いてはお馴染みのTake the ‘A’ Train。
ここでもミッキーの短めのMCが入ります。
前曲終わりで幕が閉まっているので、Take the ‘A’ Trainは幕前で披露されます。
つり革ダンスは男性ダンサー2名、女性ダンサー4名で披露されますが、ソーシャルディスタンスを確保した立ち位置になっているので今までとは一風違った印象です。
途中でミッキー&ミニーも登場し、二人で歌います。
踊りながら歌う二人の姿が本当に可愛かったです!
そして曲終わりで幕が上がります。
※The Lady Is A Trampはカットでした。
階段下だけでなく、楽器隊がいたところにもテーブルと椅子が設置されていました。
そしてここでグーフィーが登場します。
男性ダンサー2名とグーフィーでダンスが披露されます。
ミッキーたちは大きく手拍子して観客に手拍子を促します。
ダンサーがグーフィーの真似をするところではミッキーも飛び入り参加するので、お見逃しなく!
そしてここでステージ脇からドナルドが登場!
しかも喋ってくれます!
曲が始まると壇上からデイジーも登場。
さらにダンサーたちも登場し、舞台は一層華やかになります。
ドナルドもDiga Diga Dooを歌うのはレア!
健気でとっても可愛かったです。
曲が終わり再びDiga Diga Dooが流れると同時に幕が降ります。
女性ダンサーが決めポーズをして捌けるところですが、ア・スペシャルトリートではドナルドとデイジーが決めポーズしてくれました。
ミニーがせり上がりで登場し、歌とダンスを披露。
続いてミッキーと男性ダンサーも登場します。
ダンスは概ね一緒でしたが、ソーシャルディスタンスの関係で多少位置関係が変わっていました。
曲終わりでミッキーは捌け、決めポーズはミニーとダンサーのみでした。
※Four Brothersはカットでした。
以前のショーではバンドメンバーの紹介があったシーンです。
メンバー紹介の代わりにミニー、グーフィー、ドナルドによるMCが入ります。
ミニーの「Everyone have a good time?」のセリフで観客は大きな拍手に包まれました。
そして3人で少し会話した後、ドナルドが突然Diga Diga Dooを歌い出します。
頑張って歌ってる姿が本当に可愛い…!
それに乗っかりグーフィーもDiga Diga Dooを歌いますが、噛んでしまいてんやわんや。
キャラクターたちだからこそ生まれるわちゃわちゃ感があり、私はとても楽しめました。
そしてミニーが話を締め、いよいよフィナーレへと向かいます。
ミニーの「BEAT」というセリフに合わせて幕が上がり、ステージ上にはドラムを叩くミッキーの姿が!
以前のようなドラムの叩き合いはありませんが、その分なのかいつにも増してノリノリなミッキー。
華麗な腕さばきでドラムを披露します。
中盤ではダンサーも登場しタップダンスを披露。
ミッキーもドラムから降りて参加します。
そしてミッキーが再びドラムに戻り、ミラーボールがキラキラと光る中曲はフィナーレを迎え、幕が降りました。
今までと同様It Don’t Mean a Thingが流れ、カーテンコールがありました。
ミッキーがダンサーたち、ミニー、デイジー、ドナルド、グーフィーを紹介。
その後ミニーがミッキーを紹介します。
ミッキーはドラムに戻りキャラクターたちはその周りに集合。
ソーシャルディスタンスを確保しながらも、とても一体感のあるカーテンコールでした。
そしてラスト、幕が閉まるギリギリでドナルドが滑り込み!
会場は大きな拍手に包まれ、無事に公演を終えました。
6月21日に再び公演を鑑賞したところ、前回と異なる点がありましたので追記します。
変更点はダンサーの人数です。
男性4名、女性4名から男性8名、女性8名に変更になっていました。
ショーの流れは変わっていませんが、立ち位置や動き、曲ごとの登場人数が変わりました。
特に「Diga Diga Doo」や「Sing Sing Sing」はダンサーが多く登場するようになり、ステージはより一層華やかな雰囲気でした。
変更点の詳細についても載せようと思っていたのですが、予想外の変更で私も興奮してしまい記憶があやふやな部分があるため割愛させていただきます。すみません…。
今後も政府のガイドラインや要請内容などによって変更が加えられていきそうですね。
まだ変化途中であるビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~、ますます目が離せません。
ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~を観た感想ですが、まず号泣でした。
このような状況で制約も多い中、様々な困難や試練を乗り越えてここに辿り着いたのだと思うと、感無量でした。
演者やステージに関わるスタッフやキャストの方々、公演に関わる全ての人の尽力があってこそ実現したことを強く体感しました。
生演奏から音源に代わり、ダンサーも入れ替わり、立ち位置や動きも変わり…。
たくさんの変化はありましたが、コロナ禍だからこそ実現した新しいビッグバンドビート。
ディズニーのエンターテイメントは夢と感動を与えてくれるものだということを強く実感した公演でした。
ビッグバンドビート、ありがとう…!
ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~の変更点についてのご紹介でした。
暗いニュースが多い中、BBBの再開は多くのディズニーファンに明るい希望を与えてくれました。
期待を裏切らない完成度でショーを見せてくれたディズニーは、さすがとしか言いようがありません。
生演奏から音源になったり、曲目が変更になったり、様々な変化を持ってしてもビッグバンドビートであることに変わりありません。
これから行かれる方は、ニューノーマルなビッグバンドビートをぜひ体験してみてください。
Have a good time!