2021年9月28日、東京ディズニーランドに待望の新エリアがオープンしました。
今回は新エリアにオープンした目玉のアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」のQライン(待ち列)についてご紹介していきます。
映画を忠実に再現した部屋や、クスッとしてしまうような可愛い仕掛けなど、非常に見応えのあるQラインとなっています。
本記事では、そんなQラインを写真付きでご紹介していきます。
美女と野獣“魔法のものがたり”はその名の通り、ディズニー映画『美女と野獣』の世界観を体験できるアトラクションです。
美女と野獣は、ある出来事によって野獣の姿に変えられてしまった王子が町娘のベルと出会い、本当の愛を手に入れるまでのお話です。
これから当該アトラクションに乗るという方は、ぜひインパの前に映画を見てみてください。
アトラクションではプレショーなどを通し物語のあらすじを聞くことができますが、映画を見ていた方が何倍も何十倍も楽しめます!
実写版もおすすめです。
美女と野獣“魔法のものがたり”があるのはファンタジーランドの右側。
大きなお城が目印です。
こちらの立派なお城が言わずもがな、野獣が住んでいるお城です。
\ オリジナル版も実写版も見られる! /
それではここから、Qラインに隠されたプロップスに目を向けてご紹介していきます。
その場にいるような気分でお楽しみください!
野獣のお城の周りにも、『美女と野獣』を忠実に再現した建物やプロップスが数多くあります。
モーリスが乗っていた馬車やお城の周りに広がる山。
さらに、ガストンの酒場や噴水もあります。
こちらの噴水は村の中央にあるので、憩いの場としてにぎわっています。
このエリアはベルが住む町が再現されており、温もりを感じるようなあたたかい色合いの建物が多く並んでいます。
流れるBGMももちろん美女と野獣の劇中曲。
そこにいるだけでまるで映画の中に入り込んでしまったような体験をすることができますよ。
また、美女と野獣などのグッズを扱うショップ「ビレッジショップス」でも美女と野獣の世界を体験することができます。
美女と野獣好きにはたまらない空間となっていますので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
それでは、ここからアトラクションへと向かいます。
昼間と夜でガラッと表情を変えるので、いつ来ても楽しめます。
ちなみに昼間はこんな感じです。
明るいうちは少し分かりにくいのですが、橋の周りには霧が立ち込めています。
そのため、まるで森の奥深くにいるような感覚を味わうことができますよ。
橋の右側には大きな滝があります。
特に夜はライトアップされ、より一層幻想的な雰囲気です。
野獣の顔が彫られた門をくぐると…
いよいよお城の正面に到着!
右側にベビーカー置き場、左側にQラインが続いていきます。
さすがお城というだけあって、中は豪華絢爛な造りをしています。
柱の装飾も繊細です。
城内に入って最初に通るのがこちらのお部屋。
正面に大きな暖炉が置かれています。
作中でベルのお父さんが暖をとっていた場所を再現しているようです。
正面から見てみると、見覚えのある顔が…?
暖炉の上にはルミエールとコグスワース、椅子の隣にはサルタン(フルフル)の姿もあります。
フルフルはしっぽを振ってゲストたちを迎え入れてくれます。
続いてのお部屋はこちら。
作中でベルと野獣が朝食を食べていた場所です。
赤いカーテンと豪華なテーブル、緑の椅子がそのまんまですね。
テーブルの上にはポット夫人とチップの姿もあります。
チップはたまに動いて、訪れたゲストたちに顔を見せてくれます!
左奥にはハットラックもいますね。
また、近くにはこのようなものがあります。
こちらは、ポット夫人とチップが城内を移動するときに使っていたティーカートです。
ゲストが見ていないところで、彼女たちがこれに乗って移動しているのかもしれませんね。
続いてはこちらのちょっと物々しい廊下です。
両サイドに並ぶのは映画にも登場する甲冑(かっちゅう)たち。
なんとそれだけでなく、たまに話し声が聞こえてくるんですよ…!
ぜひ耳を澄ませて聞いてみてくださいね。
続いてはいよいよプレショーのお部屋です。
映画を見た方ならすぐおわかりですよね。
この場所は、お城の正面玄関の前に広がる大広間です。
中央に広がる大階段や綺麗なステンドグラス、どこもかしこも綺麗でうっとりしてしまいます。
映画のプロローグの音楽が流れ、プレショーが始まります。
プレショーでは王子が野獣へと変えられてしまった経緯や、ベルが父を探してお城にやって来たときの様子が再現されます。
ベルと野獣が動く姿も見ることができますよ。
プレショーが終わった後は乗り場へと向かうのですが、その間にも可愛らしい装飾を見ることができます。
何やら話し声が聞こえますが、その先にいるのは…?
ポット夫人とチップです。
布越しに話したり動いたりしている姿を見ることができます。
ここはランドリールームのようですね。
反対側ではルミエールとコグスワース、さらに野獣が暴れている様子を見ることができます。
廊下には棚が備え付けられており、様々な生活用品があります。
こちらは裁縫道具です。
綺麗に陳列されていますね。
暖炉の灰かきに使う道具や本もあります。
さらに注目していただきたいのが、部屋の鍵が並べられたこちらのボード。
野獣が引っ掻いた傷跡がついています!
アトラクションに乗車する場所は、実はキッチンなのです。
黄色い照明と木と石を組み合わせた暖かい雰囲気の空間です。
ここではシェフ・ブーシュの姿も見ることができます。
そして周辺の棚からも、この場所がキッチンであることが伺えます。
たくさんのお皿が並んでいますね。
こちらは調理に使うであろう調味料やはかり、お玉などの料理器具です。
そしてゲストたちはここから魔法のカップに乗り込み、夢の世界に出発します!
行ってらっしゃい!
アトラクションを乗り終えて外に出たら、ぜひ一度お城を振り返ってみてください。
赤いバラとお城を一緒に見ることができます。
まさに映画の世界にいるようです!
通り過ぎてしまう人も多い場所ですが、ぜひ振り返って見てみてくださいね。
また、アトラクションの出口はお城の色がクリーム色になっており、魔法が溶けたことを表現しています。
こちらも見逃しがちなポイントですが、見逃せませんよ。
東京ディズニーランドの美女と野獣“魔法のものがたり”のQラインに隠されたこだわりについてのご紹介でした。
映画を忠実に再現し、ゲストを楽しませてくれる魔法のものがたり。
Qラインのこだわり度で言えば、東京ディズニーランド随一かもしれません。
美女と野獣の世界観に入り込める素敵な空間となっておりますので、ぜひ細やかなプロップスや演出にも目を向けてみてくださいね。
それでは、行ってらっしゃい!