東京ディズニーリゾートでは地面や壁画など、至るところに隠れミッキーが描かれています。
アトラクションに並んでいるときやパークをお散歩しながら隠れミッキーを探すのも、楽しみのひとつですよね。
今回ご紹介するのは、「隠れミッキー」ならぬ「隠れネーム」です。
実は、ディズニーランドのワールドバザールには東京ディズニーリゾートに深く関わった人物の名前が隠されているのです。
今回は3名の名前が隠されている場所をご紹介します。
外観に馴染んでいるため、知らなければ見過ごしてしまいます。
そんなレアな隠れネーム、インパの際の話題作りにもおすすめですよ。
東京ディズニーランドに入園して、最初に通るテーマポートがワールドバザールです。
東京ディズニーランドの玄関口ともいえますね。
屋根付きのメインストリートには数多くのショップが立ち並び、おしゃれな街並みが印象的です。
ワールドバザールはアメリカのミズーリ州マーセリーンの街並みをモデルに作られています。
マーセリーンはディズニーの生みの親であるウォルトの育った故郷でもあるんですよ。
アナハイムのディズニーランドにあるメインストリートUSA(※)では、ウォルトと深い関わりがあった人々の名前が刻まれています。
これになんで、東京ディズニーランドのワールドバザールにもディズニー・レジェンドとしてゆかりの人物の名前が隠されているのです。
※ワールドバザールと同じコンセプトのテーマポート。
その人物がこちらの3名です。
ウォルト・ディズニーは誰もが知っていますが、加賀見さんと高橋さんは少々知名度が低いかもしれませんね。
一体どこに隠されているのか、早速見ていきましょう。
ディズニーの生みの親であるウォルトの名前は、ワールドバザールの入口にある建物の2階に刻まれています。
入り口をくぐり抜けてから振り返ると…
立体的なデザインで描かれたウォルトの名前があります!
ウォルト・ディズニーという名称が一般的ではありますが、彼の本名はウォルター・イライアス・ディズニー。
そのため表記も「WALTER E DISNEY」となっています。
加賀見さんは株式会社オリエンタルランドの代表取締役会長です。
名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
名前が隠されているのはワールドバザールメインストリート左側にあるビビディ・バビディ・ブティックの2階です。
建物の2階を見てみると…
プロメテウス火山とシンデレラ城を模したロゴの下に、「TOSHIO KAGAMI」と刻まれています。
高橋さんは株式会社オリエンタルランドの2代目社長で、東京ディズニーランドを誘致した人物です。
名前が隠されているのはワールドバザール中央の十字路向かって右のタウンセンターファッションの2階です。
十字路を通り過ぎて右側を見てみると…
シンデレラ城のイラストのすぐ下に「MASATOMO TAKAHASHI」と刻まれています。
シンデレラ城前にウォルト・ディズニーの銅像があることは有名ですが、実はワールドバザールにはもうひとつ銅像が置かれています。
場所はワールドバザールの入口左側。
ベンチに座っているこちらの男性、誰かに似ていると思いませんか?
彼はウォルトの弟ロイ・オリヴァー・ディズニーです。
ロイは経営がまるで向いていなかったウォルトを資金面で支えました。
ウォルトの作品が世に発信されるようになったのは、ロイの努力があったからこそだったのです。
こちらの銅像は元々フロリダのマジックキングダムに作られたものでしたが、2008年4月15日に東京ディズニーランド開園25周年を記念して贈られました。
シンデレラ城前のウォルトはミッキーと手を繋ぎ、ワールドバザールのロイはミニーと手を繋いでいます。
兄弟で支え合い作り上げたディズニーという世界をミッキーミニーと共に見守っているようですね。
東京ディズニーランドのワールドバザールにあるディズニーゆかりの人物の名前のご紹介でした。
一見気づかないところにも細かい演出が隠されているのがディズニーの魅力のひとつです。
インパの際はぜひ隠れミッキーならぬ隠れネーム探しをしてみては?
それでは、よい旅を!