東京ディズニーリゾートが再開してから、早2週間が経ちました。
昨今新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていますが、パークは十分な感染症予防対策をした上で運営をしています。
そんな中、私も先日東京ディズニーランドに行ってきました。
今回はパーク内の対策の様子や混雑具合などを踏まえ、徹底的にレポートしていきたいと思います。
「パークはどれくらい混んでるの?」
「感染対策はどんな感じ?」
「帰りの電車は混む?」
「11時~や14時~のチケットでも楽しめる?」
などの疑問を一つずつ解決していきますので、これからインパしようと思っている皆さんの参考になれば幸いです!
天気:雨のち晴れ
インパのお供:夫
天気予報はずっと晴れでしたが、数日前に突然雨予報に。
それでも当日は午後から雨が上がり、14時にインパしてから傘を使うことはありませんでした。
私は東京ディズニーシーの年パス持ちなので、東京ディズニーランドへ行くのは約1年ぶりでした。
東京ディズニーリゾートは2020年7月1日より運営を再開していますが、入園には事前予約制の専用パスポートが必要であったり、施設の利用人数を下げたりと、通常とは大きく違う形での運営となっています。
東京ディズニーリゾートでは、下記の対策を徹底しています。
私は今回レストランを利用しなかったのでレストランの対策については直接見ることができませんでしたが、アトラクション施設での徹底した対策ぶりを見て、「さすがディズニー」と安心しました。
ゲストの収容人数は半分以下に制限し、座席は基本的に1列置きに乗車する形です。
乗車後は高頻度で手すりの消毒作業をし、接触感染の防止を図っていました。
私は個人的に、ゲスト一人ひとりがマナーを守っていればパーク内は比較的安全と言えるのではないかと感じました。
稀に顎マスクでしゃべっていたり、ソーシャルディスタンスマークを踏み越えて接近するゲストを目撃しました。マナーは守って楽しみましょう!
7月1日にパークが運営再開すると、そのガラガラ具合がネットで話題になりました。
アトラクションの待ち時間はなし、ゲストがいないので風景写真は取り放題。
そんな様子を見て私も「やったー!ラッキー!」と思っていたのですが、残念ながらものすごくガラガラということはありませんでした。
運営再開初日の7月1日は試験的に人数を7,000人に絞っており、ものすごくガラガラという印象がついたようです。
現在は徐々に人数を増やしており、私の体感ではおよそ12,000人〜13,000人でないかと感じました。
それでも通常より遥かに空いていることは明らかです。
ここからは、パーク内の様子を写真を交えてご紹介します。
ソーシャルディスタンスを確保する観点から、東京ディズニーランド及び東京ディズニーシーは入園者を大幅に制限しています。
人数の上限は各パークごとにおよそ15,000人とされています。
15,000人と言われてもぱっとイメージできない方も多いと思いますが、かなり空いている閑散日と同等だと想像してください。
通常の入園者数の目安と比較してみましょう。
東京ディズニーランド | 東京ディズニーシー | |
閑散期の1月中旬・4月中旬の平日 | 20,000人 | 15,000人 |
平均的な混雑度の平日 | 30,000人 | 20,000人 |
ハロウィーン等の人気シーズンの平日 | 45,000人 | 30,000人 |
空いている土日祝 | 50,000人 | 40,000人 |
混雑している土日祝(入場制限レベル) | 65,000人 | 55,000人 |
私の体感では、混雑度は一番上の「閑散期の平日」と同等の混雑度だと感じました。
通常ですとアトラクションには短時間で優先的に乗車できるチケット「ファストパス」があり、また同時にショー・パレード目当てで来園するゲストもいるため混雑が分散する傾向にあります。
しかし、現在はショー・パレードをやっていなかったり、レストランやショップも多くが休業している状態ですので、ゲストがアトラクションに集中し通常よりもスタンバイ時間が伸びやすいのだと思います。
アトラクションの乗車人数を制限している点や消毒作業の時間が必要であると点も踏まえると、スタンバイ時間が伸びるのは仕方ないと言えます。
「人数じゃどのくらい混んでいるかわからない!」という方も多いと思いますので、園内の様子を写真でご紹介します。
①14:00 シンデレラ城前
14:00入園のゲストが一気になだれ込み、ワールドバザール内は結構な密状態に。
写真はワールドバザールを抜けたシンデレラ城前の様子です。
このときの印象は「結構人いるな」でした。
②14:10 ビッグサンダー・マウンテンスタンバイ列
風景の写真を撮りながらのんびりと歩き、最初に向かったアトラクションはビッグ・サンダー・マウンテン。
アトラクションの外まで長蛇の列ができていましたが、列は間隔をとりながら進むので、見た目ほど時間はかかりません。
このときの待ち時間は20分でしたが、実際はほぼ歩いていたのでそんな体感もなく、実際15分で乗り場まで着きました。
③17:30 ファンタジーランド
そこそこ人がいます。
意外とお子様連れのゲストが多く、ファンタジーランドは比較的混雑していました。
とは言えすれ違う人とはしっかり間隔を空けられるほどの混雑度ですので、空いている平日と同等程度でしょう。
通常であれば夜になるとゲストが減りアトラクションが空く傾向がありますが、20時閉園のせいか夜になってもゲストの数はあまり減っていないように見受けられました。
私が今回インした目的はパークの写真を撮ること、そしてのんびりアトラクションに乗ること。
あくまでもまったりゆったり回ることをモットーにしていました。
そんな私が14時にインパし、乗れたアトラクションがこちら。
どうでしょうか。
結構乗ってますね!
ほぼ全てのアトラクションを15分〜30分で乗ることができ、一番待ったのがスプラッシュ・マウンテンで35分でした。
通常では考えられない待ち時間ですね…!
ファストパスを使わずにゆっくり回ってこれです。
かなり空いているということがわかったのではないでしょうか?
そして待ち時間と言っても間隔を空けながら並ぶため、立ち止まって待つということがほとんどなかったのがストレスフリーなポイントでした。
アトラクション目当てでインパされる方もご心配なく!
今回は午後2時から入園できるパスポートを使いましたが、この時間から東京ディズニーランドへ行くのは初めてでした。
短い時間で楽しめるか不安な点もありましたが、結果的に大満足の1日になりました。
現在、東京ディズニーリゾートでは入園可能時間の違う3種類のパスポートが販売されています。
【1デーパスポート】
入園時間:午前8時以降
【入園時間指定パスポート 午前11時〜】
入園時間:午前11時以降
【入園時間指定パスポート 午後2時〜】
入園時間:午後2時以降
私は今回午後2時から入園できるパスポートでインパしましたが、上記でご紹介した通り写真はたくさん撮れてアトラクションにも乗り放題、かなり楽しむことができました!
ただし、やはり一通り回るには時間が足りませんでした。
アトラクションを制覇する勢いで回りたい方や人気アトラクションを制覇したい方、のんびりレストランで食事をしたい方は、8時から入園できるワンデーパスポートを購入することをおすすめします!
新型コロナウイルスの感染予防対策として、東京ディズニーリゾートでは現在整列グリーティング・フリーグリーティング共に休止しています。
グリーティング派の皆さんには辛い状況ですよね…。
ですが、諦めるのはまだ早いです!
東京ディズニーランド・東京ディズニーシー共にキャラクターがゲストに挨拶をしてくれる形で特別なグリーティングが開催されています。
開催場所はこちら。
鑑賞場所にはソーシャルディスタンスを確保するための印が付けられており、感染症対策もバッチリなので安心です。
短い時間ですが、キャラクターに会える貴重なチャンスです。
私もパレードルートで鑑賞しました。
あぁ…みんな…会いたかったよー!(涙)
今だけの特別なプログラムですので、ある意味レアです。
インパされる方はぜひこちらもお見逃しなく!
※混雑防止のため、開催時間は公式に発表されていません。現地のキャストさんも「○○時以降」というアナウンスをしていました。
現在、両パークともに閉園は20時です。
パークの最寄駅である舞浜駅は19時半頃から混雑し始め、20時半には満員電車さながらの混雑になります。
いくらパーク内で感染拡大防止対策をしていても、帰りの電車で密になってしまっては元も子もありません。
では、どうしたらいいのか?
混雑を回避する方法として、いくつかご紹介します。
東京ディズニーリゾートは首都高速湾岸線利用浦安出口から約10分です。
自家用車をお持ちの方は車での来園をおすすめします。
車であれば公共交通機関での感染に怯える必要もありませんし、何よりも自宅まで一本で帰れます。
また10分間無料で使える送迎用の区画も用意されているため、ご家族にお願いできる方は帰りだけお迎えを頼むのも手です。
料金や支払い方法などの詳細はこちら。
舞浜駅のバスターミナルからバスが出ていることはご存知の方も多いと思いますが、実はそれ以外に東京ディズニーリゾートから直通バスが運行していることをご存知でしょうか。
新宿や池袋など都内の主要駅から羽田空港・成田空港、埼玉県や神奈川県の各地まで数多くのバスが運行しています。
バスであれば電車のように満員になることなく、座って帰れます。
直通バスの存在はあまり知られていないため、混雑回避にはもってこいです。
ぜひ合わせてご利用くださいね。
行き先や乗り場などの詳細はこちら。
私が今回実践したのはこちらの作戦です。
20時過ぎにパークを退園した後、舞浜駅に隣接するショッピングモールイクスピアリで夕飯がてら時間を潰してから帰りました。
イクスピアリにはフードコートをはじめ数多くの飲食店があるため、空いているお店を探して夕飯をとってから電車に乗ることでラッシュの時間を避けることができます。
1時間違うだけでも混雑度はかなり変わってきますので、こちらの方法はおすすめです。
14時から入園される場合は特に、パーク内で食事をする時間がもったいないという方もいらっしゃると思います。
そんな方はイクスピアリでお昼を食べてインパ→アウパしてイクスピアリで晩ご飯というのもいいですね。
久しぶりの東京ディズニーランドへのインパでしたが、きちんと対策をしながらしっかり楽しむことができました。
ショー・パレードが観られないのは残念ではありますが、今しか味わうことのできない楽しみもあります。
特にミッキーたちに会えたのはとても嬉しかったです!
まだまだ実状が明らかになっていない新型コロナウイルス。
これからはウイルスとの共存が必要になっていくことでしょう。
インパークされる方は、各々しっかりと対策をした上で楽しんできてくださいね。
昨今感染者が増えていますが、再休園にならないことを祈るばかりです。
それでは、よい冒険を!