本日2020年6月19日、私の東京ディズニーシー年間パスポートの期限が終了しました。
新型コロナウイルスの影響でこのようなタイミングでの期限切れとなってしまいましたが、今回は年パスを1年持ってみての感想や注意点、後悔などについてまとめてみました。
休園明けに年パスの購入を検討している方や、共通パスと単独パスで迷っている方の参考になれば幸いです。
コロナ禍で東京ディズニーリゾートが休園中の本日、私の東京ディズニーシー年間パスポートの期限が切れました!
まさかこんな事態になるとは思っていなかったです…。
東京ディズニーリゾートは新型コロナウイルスの影響により2020年2月29日から臨時休園していますが、まさかここまで休園期間が伸びるとは思っておらず、まだ自分の年パス期限が切れてしまったことの実感がわきません…。
私が最後にインパしたのは2月7日ですので、もう5ヶ月近くインパしてないことになります。
早く新型コロナウイルスが落ち着きパークへ行ける日が来ることを願うばかりです。
さて、今回はこのような状況ではありますが一応年パス1年目が終了したということで、年パスを持って後悔したことや大変だったこと、変化などご紹介していきます。
2020年6月現在、東京ディズニーリゾートでは3種類の年間パスポートが販売されています。
ディズニーランド又はディズニーシーの年間パスポートはどちらかのパークのみ入園できるパスポートで、通称「単パス」と呼ばれています。
2パーク共通年間パスポートはディズニーランドとディズニーシー共に入園できるパスポートで、通称「共通パス」と呼ばれています。
私はディズニーシーの単パスと共通パスの2択でかなり迷い、その結果ディズニーシーの単パスを購入しました。
私はディスニーシーの単パスを購入したものの、「共通にすればよかったと後悔しないだろうか?」ととても不安でした。
しかし、1年経った今後悔は全くありません!
かなり悩んだ末に苦渋の決断をしたので、これはちょっと自分でも意外でした。
後悔しなかった理由はこの5点だと思います。
それでは、ひとつずつご紹介していきます。
雰囲気、テーマ、ショーの迫力、キャラクターなどの観点から、私は元々東京ディズニーシーの方が好きでした。
インパの割合は4:1くらいで東京ディズニーシーの圧勝。
東京ディズニーランドは年に一度くらい行ければいいなくらいに思っていました。
年パスを持って頻繁に舞浜に行くようになると自然と東京ディズニーランドにも行きたくなるかと思いましたが、そういったことはあまりありませんでした。
私が東京ディズニーシーの単パスで後悔しなかった最も大きな理由は、ダッフィーに会うことが一番の目的だったからという点だと思います。
ダッフィー&フレンズは東京ディズニーランドでは会うことができません。
ダッフィーたちのグリーティング、ショー、グッズ、フードetc…
これらを楽しむには、東京ディズニーシーへ行かなければいけないのです。
私はダッフィーがディズニーキャラクターの中で最も好きで、年パスの一番の目当てでもありました。
予想通り、年パスを持ってからはダッフィーを目当てに何度も何度もインパ。
ダッフィーのグリーティングを何回もループするといった楽しみ方は年パスユーザーならではだと思いました。
ワンデーだとどうしても元を取りたいという思いがよぎってしまい、色々なアトラクションに乗ったりショーを見たりすることが目的になりがちですからね。
ワンデーのときはどちらかといえばアトラクション派だった私ですが、年パスを持ちショーを観る機会が増えたことで、以前よりショーに魅力を感じるようになりました。
特に夏限定の放水ショー「パイレーツ・サマー・バトル“ゲット・ウェット!”」は、7月8月休みの度にインパし1日3公演ループするほどにまで大ハマりしてしまいました。
一昨年までは日焼けしたくないという理由で夏にディズニーへ行かなかったことを悔やみました…。
また昨年7月に新しく公演が始まった「ソング・オブ・ミラージュ」や以前から大好きだった「ビッグ・バンド・ビート」など、東京ディズニーシーには私の大好きなショーが数多くあり、ショー目当てでインパすることも増えたためよりディズニーシーにハマったのだと思います。
年パスを持ってから、目的なく気軽にインパする日が何度かありました。
そんな日はパークをぼーっと眺めながら過ごすことが多く、そうした時間を持っているうちに自然とパークの街並みや建造物、そこに隠されたバックグラウンドストーリーにより興味を持つようになりました。
バックグラウンドストーリーは深追いすればするほど新たな発見があり楽しいです。
隠された秘密を紐解く楽しさに気づいたことで、東京ディズニーシーをより深く知りたいと思うようになりました。
東京ディズニーシーの雰囲気が好きという点も、後悔しないポイントに大きく貢献しました。
東京ディズニーシーは東京ディズニーランドに比べて歴史背景がしっかりと作り込まれているエリアが多く存在します。
例えばメディテレーニアンハーバーの舞台は20世紀初頭の地中海に面した南ヨーロッパの港町、ミステリアスアイランドの舞台は1873年の南太平洋に浮かぶ火山島、といったようにエリアごとに世界観が緻密に再現されています。
エリアごとの雰囲気を楽しむのもディズニーの楽しみ方のひとつ。
ディズニーシーは様々な国をモデルにしたエリアが作られていますので、パークを一周お散歩をするだけで世界旅行をしているような気分を味わうことさえできます。
年パスはいいことづくしのような気もしますが、実は年パスを持って大変だったこともあります。
それは、出費です。
パスポート代がかからない分、一日一日にはそんなにお金かからないでしょ?と気軽に考えていたのですが、実はそんなことありませんでした。
交通費、グッズ代、食事代…
一つひとつは大きな金額ではありませんが、塵も積もれば山となります。
インパの回数が増えるにつれ、出費も嵩んでいきました…。
特に痛手だったのが交通費です。
私は都内在住ですがパークまでは少々距離がある場所に住んでおり、往復で1200円以上かかります。
そんな私が少しでも節約するために実践したのがこちら。
途中から通勤場所が変わったこともあり具体的な金額を出してご紹介できず申し訳ないのですが、これだけでも結果的にかなり節約することができました。
かしこく節約すればより充実したディズニーライフを送ることができます。
交通費にお悩みの方はぜひ回数券を導入するなど、工夫してみてくださいね。
続いては、年パスを持って変わったことをご紹介していきます。
金銭面では不安になることもありましたが、結果的に年パスを持ったことでプラスになることの方が圧倒的に多く、年パスを買って本当によかったと思っています。
それでは、変化した点のご紹介です。
一番大きな変化は、心にゆとりができたことです。
これは、年パスを持った方の多くが口にする言葉だと思います。
あまりにも皆さん口を揃えて言うので、「そうなるもんなんだな」とは思っていましたが、この変化は予想以上でした。
今まではどうしてもパスポートの元を取ろうとして、ついハードスケジュールになりがちでした。
ですが年パスを持ってからは「行けなくてもまた今度でいいや」と思えるようになったのです。
この小さな変化が、心のゆとりに大きな変化をもたらしました。
これは年パスホルダーの特権です。
そして、日常生活で嫌なことがあっても「私はいつでもディズニーに行けるんだ!」と思うだけですごく元気が出ました。
年パスを持ったことによって精神的にもかなり余裕が持てるようになりました。
これには私もちょっと驚きました。
インパの頻度が高くなったことで今まで見過ごしてきてしまったことに興味を持つようになり、東京ディズニーリゾートがより好きになりました。
以前よりショーを観るようになったり、バックグラウンドストーリーを辿るのが好きになったり、ディズニーが好きだからこそもっと知りたいと思うことが増えました。
好きなものや熱中できるものがあると、仕事もより頑張れます。
そして日常生活の中で辛いことや大変なことがあったときも、心の支えになってくれました。
単純な変化のように見えますが私の生活をよりハッピーに変えてくれた要因のひとつでもあります。
私にとってこの変化はとても嬉しい変化でした。
さて、年パスの期限が終了したところで生まれる次の課題が年パスを更新するかどうか問題です。
今のところ更新はしない予定です。
え?ここまで散々年パスの魅力を語ってきたのに!?と思いますよね(笑)
私が年パスを更新しないつもりなのは、ディズニー云々でなくただの家の事情です。
私は現在婚約中で近日中に入籍予定です。
上記の理由から、今のところ年パスは更新しないつもりでいます。
年パスは単パスであれば9回、共通であれば13回で元が取れます。
ですが、年パスを持ったからにはたくさんインパしたいというのが本音。
金銭面だけでなく時間面で余裕がないときに年パスを持っても本気で楽しめないのではと思っています。
ですが、これはあくまでも「今」の話。
今後余裕ができた際にはまた年パス購入を前向きに考えたいと思っています!
現在世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。
最近出てきたばかりのウイルスのため正体がわかっておらず、皆さんも不安な日々をお過ごしのことでしょう。
東京ディズニーリゾートも2020年2月29日から臨時休園しており、6月19日現在運営再開時期については発表されていません。
【2020年6月23日追記】
東京ディズニーリゾートが7月1日から運営再開する旨が発表されました。
私は肺炎になりやすい体質ということもあり、1月から新型コロナウイルスをかなり警戒していました。
1月2月はインパの予定を何度もキャンセルしました。
2月は季節柄、一年の中で最もディズニーが空いている月です。
ダッフィー&フレンズのイベントが開催していたため、また3月に終演を迎えるショー「ファンタズミック!」を観るため、2月はたくさんインパしようと思っていました。
また、ディズニーランドで開催していたミニーちゃんのイベント「ベリー・ベリー・ミニー!」目当てでランドにも行こうと思っていました。
しかし、そんな矢先の新型コロナウイルス流行でどれも叶わず…。
仕方ないので諦めはつきますが、やっぱり残念ですね…。
東京ディズニーリゾートは、休園期間中に期限切れとなるチケットの払い戻し対応をしています。
3月11日には上記に加え、年間パスポート保持者についても有効期限を延長すると発表されました。
しかし、詳細については未だ発表されていません。
単純に期間が延びるのか、何か別の特典がつくのか、払い戻しになるのか。
いずれにせよパークの再開が決まったら発表があると思いますので、そちらを待ちましょう。
まもなく休園から4ヶ月経ちますので、期間の延長であれば私の年パスは10月くらいまで使うことができるようになります。
ハロウィーンが無事に開催されることを願うばかりです。
【2020年7月20日追記】
年間パスポートの抽選について発表されると同時に、シーズンイベントは2021年春まで中止することが発表されました。
この記事を読んでいただいてる方の中には、休園が明けたら年パスを購入しようか迷っているという方もいらっしゃると思います。
そんなあなたに向けて、ちょっとしたアドバイスです。
年パスが欲しいという方は皆さん、ディズニーが大好きな方だと思います。
買いたい気持ちはあるけど、「元とれるかな?」「使いこなせるかな?」「出費が心配だな」等の理由で迷っている方がほとんどでしょう。
私は年パス購入のために貯金をしていたわけでも、家がものすごく近いわけでもありません。
「ディズニーが大好き!もっと行きたい!」という気持ちだけで購入に踏み切りました。
年パスを購入するのにいちばん大切なのはディズニーを好きな気持ちです!
ぜひ、年パスと共にハピネスに溢れる毎日を送りましょう。
私は全力で背中を押しますよ。
毎年9月末日頃に公式サイトで翌年の年間スケジュールが発表されますので、単パスと共通パスで迷っている方はイベントスケジュールを確認してから購入するのもおすすめですよ。
東京ディズニーシーの年間パスポートを1年持ってみた感想振り返りでした。
このような状況ですのでパークがいつ再開するのかまだ分かりませんが、再開後は対策をしつつ延長された分を楽しみたいと思います。
まずはパークが無事に再開するために、一人ひとりでできる対策をしっかりして過ごしましょう!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。