本日、東京ディズニーリゾートの年間パスポートの払い戻しについての詳細が発表されました。
新型コロナウイルスの影響で東京ディズニーリゾートが休園してからおよそ8ヶ月、年間パスポートの対応を待ちわびていた方も多いのではないでしょうか。
払い戻しの対応が発表され、「よし、早速払い戻ししよう!」と思っているそこのあなた!
実は、払い戻し前に必ず確認しておくべき事項が数多くあります。
確認せずに払い戻しをしてしまうと後悔することになりかねません!
本記事では年パスの払い戻しについて、手順や注意すべきことをまとめています。
「遠方で舞浜に出向けないけどオンラインでも払い戻しできる?」
「払い戻しに最適な時期は?」
といった疑問も分かりやすくご紹介していきますので、年パスをお持ちの方はぜひご一読くださいませ。
東京ディズニーリゾートは新型コロナウイルスの影響で2020年2月29日から休園して以来、一貫して年間パスポート保持者は期間延長又は払い戻しの対応を行う予定としていました。
しかし、本日発表された内容によりますと年間パスポートは原則として払い戻しのみとなるようです。
このような情勢の中ですので、致し方ありませんね。
払い戻しの対象になっているのはこちら。
引換券を持っている方は購入金額の全額を返金する形になります。
払い戻しといっても、いくら返ってくるの?と疑問にお思いの方も多いと思います。
払い戻し金額は日割りとなりますが、購入時期によって1日あたりの金額も変わってきます。
払い戻し金額の計算方法が公式サイトに載っていたのですが…。
ご返金額=
(年間パスポート購入額÷(366日-有効期間に占める使用不可日数)) ×
残存日数(2020年2月29日以降の年間パスポート有効期間 - 2020年2月29日以降の有効期間に占める使用不可日数)
ご覧の通り、とっても分かりにくいです(笑)
もちろん、この後ひとつずつ解説していきますのでご安心ください。
お手元にメモ帳と電卓を用意して、ぜひ一緒に計算してみてください!
金額は気にならないという方は飛ばしてOKです。
年間パスポートは購入時期によって値段が異なります。
まずは自分が購入したときの金額を調べましょう。
年間パスポート引換券を利用した場合は、引換券の購入時期で見てください。
【購入時期が2018年3月~2019年9月】
【購入時期が2019年10月~2020年2月】
年パスの有効期限内にある使用不可日の日数を調べます。
出典:使用不可日数
パークが休園してから年パスの有効期限日までの日数を計算します。
③の内、年パスの使用不可日の日数を数えます。
先程と同じくこちらの表を見て算出します。
出典:使用不可日数
①~④の数字が出たら、計算式に当てはめて計算します。
(①÷(366-②))×(③-④)=返金額
試しに、以下の場合の返金額を計算してみます。
まず、366-②をします。
366-19=347→⑤
続いて、①÷⑤をします。
61,000÷347=175.79…→⑥
そして、③-④をします。
112-6=106→⑦
最後に⑥×⑦をすると、返金額が算出できます。
176×106=18,656円
※2020年2月1日以降に更新を行った場合は更新前のチケットの残存日数を合わせた金額分が返金されるようです。
続いて、払い戻しの方法についてご紹介していきます。
払い戻しの方法は大きく分けて2パターンあります。
オンライン・現地共に注意事項がありますので、それぞれの手順を見ていきましょう。
オンラインでの払い戻しは、2020年10月23日9:00から可能です。
こちらの年間パスポート払戻フォームから払い戻しの手続きを行います。
申請に必要なものは2つ。
指定した金融口座に2ヶ月を目処に振り込まれます。
現地に出向くのが大変な遠方の方、払い戻しを急いでいない方はオンラインを利用することをおすすめします。
しかし公式サイトにこのような記載がある通り、タイミングによってはサイトへのアクセスが集中し繋がりにくくなる可能性が高そうです。
ページがつながりにくい際は、しばらく時間をおいてから再度アクセスいただきますようお願いいたします。
現地での払い戻しは、2020年10月23日から可能です。
ですが、混雑防止のため誕生月によって払い戻しができる日が異なるため注意が必要です。
払い戻し場所と受付時間はこちら。
現地窓口で払い戻しする場合は、その場で現金で返金してもらえます。
その日に受け取れるのは嬉しいですね。
持ち物はこちら。
本人確認に使えるのは運転免許証や住民票、年金手帳など。
学生証は使えないのでご注意ください。
現地で払い戻しをする場合、いくつか注意点あります。
かなりの混雑が予想されるため、払い戻し可能な日を分けたり、整理券を配布するなどソーシャルディスタンスを確保するための工夫がなされるようです。
気になる払い戻し可能な日の一覧がこちら(2020年10月〜2021年3月)
誕生月で分かれています。
家族やカップルで年パスを持っている場合、同日に払い戻しできない可能性もありますね。
また、整理券を配布した場合受付までにかなり長い時間がかかる可能性もあります。
払い戻しをしてからインパしようと考えている方は思いの外時間がかかってしまう場合もありますので、ご注意ください。
さて、払い戻しを行う前に注意していただきたいことがあります。
公式サイトでは小さな文字でさらっと書いてあっただけですが、よく見てみると重要な内容が隠されていましたので抜粋してお知らせします。
払い戻しの申し込みを行った後は抽選入園の申し込み、当選済みの入園を含め年間パスポートの権利が失われます。
払い戻しのお申し込みがお済みの方は抽選にはご参加いただけません。
払い戻しの申し込みをしてしまうと、抽選で入園できる権利を失ってしまいます!
10月、11月の抽選に当選していてこれからインパする予定のある方、12月入園分の抽選を行う予定がある方はまだ払い戻しをしないでください!
払い戻し期限は今の所明示されていませんが、カレンダーを見る限り短くとも2021年の3月までは対応予定です。
払い戻しは抽選入場の日が過ぎてからにしましょう!
ちなみに12月分の抽選は11月2日から11月8日の間に申し込みが必要です。
曜日の関係か今までと異なりますので、注意してくださいね。
年パスの払い戻しについてまとめてみました。
東京ディズニーリゾートあるあるなのですが、重要なことをさらっと小さく書いてあるので見落としがちです…(笑)
くれぐれも損のないように対応してください!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。