新型コロナウィルスの流行によって生活スタイルがガラッと変わってから早1年。
東京ディズニーリゾートも入園には事前予約パスポートが必要であったり、施設の利用人数を制限していたりと、今までとは大きく違った形で運営されています。
パーク内ではマスクの着用が求められているため、思い出の写真が全てマスク姿になってしまった…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
仕方ないとは言え、せっかくディズニーに来たからには可愛い写真を撮りたいですよね。
今回はそんなお悩みを解決すべく、私が実践しているマスクでもおしゃれな写真を撮る方法をご紹介します。
こんな感じの写真をご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
2021年3月現在、パーク内ではマスクの着用が必須となっています。
では、写真撮影の際にマスクを外すのはありなのでしょうか。
公式サイトには、このように記載されています。
2才以下のお子様のマスク着用は任意です。
3才以上のお客様は、常時マスクの着用をお願いいたします。
<すべてのお客様へ>
ただし、熱中症対策のため、夏期の気温、湿度が高い時期において、屋外で人と十分な距離が保たれている場合は、はずしていただくことも可能です。
参照:【公式】小さな子どもも、マスクの着用は必要ですか?|東京ディズニーリゾートについて|よくあるご質問|東京ディズニーリゾート
上記を見る限り、マスクを外していいのはあくまでも熱中症対策のためのみということになります。
グリーティング施設でも、撮影時のマスク着用が必須となっています。
結論としては、写真撮影の際もマスクはしましょう!ということになりますね。
【2022年8月31日追記】
2022年9月1日より、屋外で人との距離を2m以上確保できる場合および会話をほとんど行わない場合はマスクを外すことも可能になりました。
写真撮影をする際はマスクを外してもOKということですね!
まずは、私が普段写真を撮影する際に意識していることを簡単にご紹介します。
私はミラーレス一眼で撮影することも多いですが、これらのポイントはスマートフォンで撮影する場合にも共通して言えることです。
今まで無意識に撮影していたという方は、これらのポイントを意識するだけで写真がちょっとだけ上手に見えるはず。
ぜひ取り入れてみてください!
おしゃれな写真を撮る上で、背景はとても大切な役割を持っています。
簡単におしゃれ写真を撮る方法として私がおすすめしたいのが、洋服の色味に合わせて背景を選ぶという方法です。
例えば赤い服を着ているのに背景も赤いところを選んでしまうと、主題がぼやけてしまいます。
主題が赤であるのなら、背景には同系色のオレンジやピンク、補色の青緑を選ぶと調和のとれた写真になります。
上記の画像で隣合う色が同系色、正反対に位置する色が補色です。
撮りたいのはほんわりした柔らかい写真なのか、パキッとしたスタイリッシュな写真なのか、ぜひ自分のイメージに合わせて背景を選んでみてくださいね。
写真をバランスよく見せるコツとして大切なのが「構図」です。
構図を意識して撮影するだけで、普通の写真がぐっとおしゃれになります。
写真撮影における構図のパターンは複数ありますが、いきなり全てを覚えるのは大変です。
中でも日本国旗のように被写体をど真ん中に配置する日の丸構図や、画面を9分割した交点に被写体を配置する三分割構図は初心者でも取り入れやすい構図です。
こちら東京ディズニーシーで2020年2月まで公演されていた水上ショー「ファンタズミック!」のバージを中央にどんと持ってきて日の丸構図で撮影しました。
シンプルですが、写したいものがはっきりと伝わります。
一方でこちらはメディテレーニアンハーバーの夕景を三分割構図で撮影しました。
一番上を空、中央を建物、下をハーバーにすることでシンプルながらバランスのとれた写真になりました。
今まで何も考えずに撮影していたという方は、日の丸や三分割を意識して撮ってみてください。
おしゃれ写真に限らず、写真を撮影する際は水平を意識してみましょう。
水平が保たれているだけですっきりと整った写真になります。
撮影時に水平を意識する余裕がないという方は、撮影後に編集で傾きを修正するのもおすすめです。
撮りたいイメージがぼんやりしているときは、とりあえず写真を撮ってみましょう。
構図を変えてみたり、背景を変えてみたり、少しずつ変化をつけながら写真を撮ってみると意外とお気に入りの一枚が撮れるかもしれません。
プロのカメラマンも、最初からいい写真が撮れるわけではありません。
撮りながら自分のお気に入りを身につけていくのです。
写真の上達に一番効果があるのはとにかく撮影をすること。
まずは気軽に撮ってみましょう!
さて、前置きが少し長くなってしまいましたがここから本題に入って行きます。
マスクをしていてもおしゃれな写真を撮る方法として私が実践していることをご紹介していきます。
実際にパークで撮影した写真を例に見てきましょう。
正面から写真を撮るとどうしてもマスクが写ってしまい、顔の半分が隠れた写真になってしまいます。
それでも今ならではの写真になって面白いですが、全て同じような写真ではつまらないですよね。
そんなときにおすすめなのが後ろ姿を撮影することです。
全身が収まるように撮影すれば、コーディネートもばっちり残すことができます。
ポイントは、当日のコーディネートに合わせた背景を探すこと。
先にご紹介した通り、洋服の同系色や補色の関係にある色の背景を探してみましょう。
背景に迷ったときには、東京ディズニーランドであればワールドバザールやアドベンチャーランドのロイヤルストリート、東京ディズニーシーであればアメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアがおすすめです。
様々な色のおしゃれな壁がたくさん並んでいるので、きっとあなたのコーデにぴったりな背景が見つかるはずです。
写真は東京ディズニーランドのロイヤルストリートです。
おしゃれな雰囲気の壁や装飾が立ち並んでおり、背景選びに迷った際はぜひ訪れてみてください。
ロイヤルストリートはアトラクションの入り口がないため人の出入りも少なく、ゆっくり撮影ができる穴場スポットでもあるんですよ。
後ろ姿でも、たとえばこんな感じのおしゃれ写真を撮ることができます。
左はS.S.コロンビア号の階段(TDS)、右はケープコッドのC.W.スローン診療所(TDS)で撮影したものです。
背景よって全く異なる雰囲気の写真が撮れることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
二人やグループで撮っても可愛い写真になるので、ぜひ皆さんで撮ってみてくださいね。
先述した後ろ姿と似た手法ですが、横顔を撮影するのもおすすめです。
角度によって表情を写すこともできますし、はたまた顔は写さず雰囲気だけおさめることも可能です。
こちらは東京ディズニーシーのポンテ・ベッキオ橋からメディテレーニアンハーバーのエクスプローラーズ・ランディングをバックにおさめた一枚です。
後ろ姿のアップはあまり映えない写真になってしまいますが、横顔であればアップもおすすめです。
背景はただの壁ではなく、綺麗な風景を選ぶといいでしょう。
ポップな服装であればトゥーンタウン(TDL)やマーメイドラグーン(TDS)、クラシカルな服装であればワールドバザール(TDL)やメディテレーニアンハーバー(TDS)など、服装の雰囲気に合わせたエリアから選ぶとより統一感のある写真になりますよ。
東京ディズニーリゾートには様々なテーマポートが存在しますので、ぜひお気に入りのスポットを背景に撮影してみましょう。
最後にご紹介するのは小物を使うという方法です。
小物というのはぬいぐるみなどのキャラクターグッズや帽子・カチューシャ、雨の日はレインコートや傘など、何でもありです。
小物を用いることで、目線を小物に分散させマスクの存在感を薄くする効果があります。
こちらは雨の日に撮影したものですが、傘・レインコート・オルメル君(ぬいぐるみ)と小物をたくさん用いています。
海の向こうに広がるアラビアンコースト(TDS)の町並みを背景にすることで、遠近感のある写真に仕上げることができました。
雨の日はどうしても写真が撮りにくくテンションが下がってしまいがちですが、小物を使ったり背景を工夫したりすることでちゃんとおしゃれな写真を撮ることが可能です。
風景を背景にするときは、上記の写真のように海や川を挟んだ対岸から撮るのもおすすめですよ。
一方でこちらは東京ディズニーランドに新しくオープンした新エリア:美女と野獣エリアの壁を利用して撮影した一枚です。
この日は美女と野獣に登場するベルをイメージしたバウンドコーデをしていたので、野獣のぬいぐるみと合わせて撮影しました。
青い服が映えるよう、壁はシンプルなベージュに緑の窓があるところを選びました。
ぬいぐるみをお連れの方は、ぜひぬいぐるみと一緒に全身写真も撮ってみてくださいね。
マスクをしていてもおしゃれな写真を撮影する方法として私が実践していることをご紹介しました。
マスクが手放せない今だからこそ、今までとは一味違った写真を撮って楽しむのもいいですよね。
ぜひ素敵な写真をたくさん撮って、思い出を増やしてくださいね!
それでは、行ってらっしゃい。