細やかなストーリーやプロップスで私たちを楽しませてくれる東京ディズニーシー。
一目見ただけでは気づけないようなところにもこだわりが隠されており、そういった部分に目を向けてみるのも楽しみ方のひとつです。
今回はそんな粋な演出から、お土産ショップ:ガッレリーア・ディズニーのとあるショーウィンドウをご紹介していきます。
有名画家ゴッホをモチーフにしたデザインになっているのですが、ちょっぴり茶目っ気のある演出も隠されていて面白いです。
隠れミッキーもあるので、お見逃しなく!
メディテレーニアンハーバーは東京ディズニーシーを訪れて最初に通るテーマポートです。
舞台は20世紀初頭の地中海に面した南ヨーロッパの港町。
大きなハーバーを囲うように街並みが広がり、まるでイタリア旅行のような雰囲気を味わうことができます。
そんなメディテレーニアンハーバーには、いたるところにアートが飾られています。
中には名作をオマージュした作品も多々あります。
こちらはお土産ショップ:ヴァレンティーナズ・スウィートに飾られている絵画ですが、ピーテル・パウル・ルーベンスのルーベンスとイザベラ・ブラントをオマージュしたものになっています。
アートは他にもたくさんあるので、レストランやショップを訪れた際はぜひ壁のアートにも目を向けてみてくださいね。
東京ディズニーシーに入園してすぐの世界通り(ミラコスタ下)にはたくさんのお土産屋さんが軒を連ねています。
その中で今回ご紹介するのは、ダッフィー&フレンズ商品を取り扱うガッレリーア・ディズニーです。
ガッレリーア・ディズニーは「ディズニーの美術館」という意味。
その名の通り、店内やショーウィンドウにはさまざまなアート作品が飾られています。
かの名作をオマージュした作品がたくさんあり、アート好きにはたまらない空間になっていますよ。
そんなガッレリーア・ディズニーのショーウィンドウのうち、今回ご紹介するのはこちらの一画です。
なにやらアーティスティックな雰囲気です。
それでは、詳しく見ていきましょう。
こちらのショーウィンドウはオランダ出身の有名画家フィンセント・ファン・ゴッホの作品をモチーフにしています。
ゴッホの画風を再現したタッチで窓や机が描かれ、まるでゴッホの部屋のようですね。
ショーウィンドウ内にはゴッホの自画像が飾られています。
なんと、ミッキーのイヤーハットを被っています!
お茶目でかわいいですね。
ちなみに、原作はこちらです。
坊主としての自画像(ポール・ゴーギャンに捧げる)(1888年)
顔の角度、絵のタッチなどそっくりです。
ショーウィンドウ内の大きな窓の向こうには、大きな糸杉の木と波打つような雲が描かれています。
こちらも、原作があります。
糸杉のある麦畑(1889年)
特徴的な画法が印象的な絵画です。
つづいては、グッズの展示場所にもなっているこちらの椅子を見ていきましょう。
こちらの椅子にも、オリジナルがあります。
ファン・ゴッホの椅子(1888年)
右側の凹みまで忠実に再現されていますね。
また、椅子の近くに置かれているろうそくはこちらをモチーフにしています。
ゴーギャンの椅子(1888年)
ちなみに、こちらの作品は先ほどのファン・ゴッホの椅子と対の作品とされています。
最後の豆知識はみんな大好き隠れミッキーです。
こちらのショーウィンドウの中には、隠れミッキーがたくさん隠されています。
たとえば、こちらは椅子の上に置かれた手紙ですが…。
消印ハンコがミッキーマークになっています!
そして中でもいちばんかわいらしい隠れミッキーがあるのが、こちらの絵画。
こちらはゴッホの有名作品をオマージュした作品です。
夜のカフェテラス(1888年)
ご覧のとおり、こちらも原作そっくりです。
そんなオマージュ作品をよく見てみると…。
なんと、ミッキーとミニーがいます!
とってもかわいので、ぜひ現地で探してみてくださいね。
東京ディズニーシーのお土産ショップ:ガッレリーア・ディズニーのショーウィンドウに隠された豆知識をご紹介しました。
あまり目立つショーウィンドウではありませんが、中にはゴッホの世界が広がっており見どころもいっぱいあります。
ぜひ美術館巡りをするような気分で、覗いてみてくださいね。
それでは、よい冒険を!